【四柱推命入門】あなたの人生サイクルがわかる「十二運星」とは?

【四柱推命入門】あなたの人生サイクルがわかる
「十二運星」とは?

人の運勢には波がある?あなたのエネルギー状態を知って、運命を乗りこなしましょう。

「なんだか最近うまくいかないな」「これからどんな運勢になるんだろう?」
そんな風に思ったことはありませんか?

人の運勢には、実は波やサイクルがあります。四柱推命では、人の一生を誕生から次の世代へ繋がるまでの12の段階になぞらえた「十二運星(じゅうにうんせい)」を使って、その大きな流れを読み解いていきます。

あなたの人生は今、どんなステージにいるのでしょうか?十二運星を知って、ご自身の運勢の波を乗りこなすヒントを見つけてみましょう!

十二運星とは?人生の時期を照らす星

十二運星は、生まれた年・月・日・時の4つの柱(四柱)のどこにあるかによって、それぞれ影響する時期が異なります。

4つの柱と運勢の時期

  • 年柱にある星 → 初年運(~20歳頃まで)の傾向
  • 月柱にある星 → 中年運(働き盛り~熟年期)の傾向
  • 時柱にある星 → 晩年運(熟年期以降)の傾向
  • 日柱にある星 → あなた自身の性格や本質的なエネルギー

では、具体的に12の星がどんな意味を持つのか、エネルギーのグループごとに見ていきましょう。

【グループ①】エネルギーがパワフルな星々

帝旺(ていおう):頂点を極める王様の星運勢の頂点。独立心旺盛でパワフルですが、ワンマンになりやすい面も。
建禄(けんろく):着実な実行力の星実行力があり堅実。社会で活躍する壮年期のようなエネルギー。
冠帯(かんたい):華やかな若者の星成人したばかりの若者のような華やかさと自立心。名誉を求める傾向。
長生(ちょうせい):始まりと発展の星赤ちゃんの誕生。発展性があり、素直で誰からも愛されるエネルギー。

【グループ②】変化や不安定さを秘めた星

沐浴(もくよく):自由と変化の星思春期のように不安定で変化が多い。自由で芸術的な才能を持つ反面、色情に注意が必要な面も。

【グループ③】エネルギーが穏やか・下降する星々

衰(すい):円熟した知恵の星エネルギーが少しずつ衰え、保守的で温和になる時期。
病(びょう):繊細な感性の星病気や衰弱を意味し、多芸多才ですが、やや気苦労が多い傾向。
死(し):真面目な探求の星物事の停止や別離を意味する。真面目ですが、不活発になりがち。
絶(ぜつ):天才的なひらめきの星魂の状態。浮き沈みが激しく、平凡な生き方はできない激変の星。

【グループ④】次の世代へ繋ぐエネルギーを持つ星々

墓(ぼ):伝統と財産を守る星入墓を意味し、探求心や貯蓄心がある。内向的で保守的な傾向。
胎(たい):無限の可能性を秘めた星母の胎内にいる状態。多芸多才で好奇心旺盛ですが、不安定さも。
養(よう):愛され、育む星養子を意味し、周囲から可愛がられ、世話になる星。和合を象徴します。

最後に

十二運星は、あなたの人生がどのようなエネルギーのサイクルの中にいるのかを教えてくれる羅針盤のようなものです。
良い時期は積極的に行動し、停滞気味の時期は自分を磨く期間と捉えるなど、運勢の流れを知ることで、より賢く、自分らしい人生を歩んでいくことができるでしょう。

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