五行の相生・相剋
木・火・土・金・水それぞれの関係
九星術が扱う九星は、すべて五行の性質を持っています。すべての星は五行の流れとともに生きており、星の動きを読み解くときには、五行の性質を調べることが重要です。自分の生まれ持った星の五行が、調べたいときの方位の星とどんな関係を持つかで、その方位が自分にとって良い影響をもたらすか、悪い影響をもたらすかを判断することができます。
相生 (そうじょう)
良い影響を与え合う関係です。お互いに助け合い、生み出し合うといった意味合いを持つ、良い相性です。例えば、木が燃えることで火の勢いを強めるように、互いに力を与え合います。
相剋 (そうこく)
悪い影響を与え合う関係です。相生とは反対に、お互いの良さを打ち消し合ってしまう相性です。相手を攻撃し、弱らせてしまうという組み合わせになります。
吉凶を知る重要な手がかり
気学では、とくに九星がどの属性を持っているかが重要です。私たちは生まれ落ちたときに、その年の九星の属性を受け継いでいます。生年、生月、生日、生れ時間のそれぞれ、また私たちを取り巻くすべてのものに、吉凶の相性があります。
九星と五行の割り当て
- 木:三碧木星, 四緑木星
- 火:九紫火星
- 土:二黒土星, 五黄土星, 八白土星
- 金:六白金星, 七赤金星
- 水:一白水星
