後天定位盤とは？
運命を読み解く、九星気学の全ての基本
九星気学を学ぶ上で、誰もが最初に出会うのが「後天定位盤（こうてんじょういばん）」です。これは時間や年によって変わることのない、各九星の「定位置」を示した盤であり、九星気学の全ての占術の土台となる設計図です。
この記事では、後天定位盤の見方から、未来の運勢を占う方法まで、初心者にも分かりやすく解説します。
後天定位盤の見方と基本
後天定位盤とは、各九星が持つ基本的な性質や方位、象徴する事柄が配置されたものです。この後天定位盤の読み方を理解することが、運勢鑑定の第一歩となります。
巽宮 四 東南 辰・巳 |
離宮 九 南 午 |
坤宮 二 南西 未・申 |
震宮 三 東 卯 |
中宮 五 中央 – |
兌宮 七 西 酉 |
艮宮 八 北東 丑・寅 |
坎宮 一 北 子 |
乾宮 六 北西 戌・亥 |
例えば、北に位置する「一白水星」は困難や始まりを象徴し、南の「九紫火星」は知性や名誉を象徴します。九星気学では、年ごと、月ごと、日ごとに星が盤上を移動していきますが、そのすべての動きの基準となるのがこの九星気学後天定位盤なのです。
先天定位盤との違い
九星気学には「先天定位盤」というもう一つの盤があります。「先天定位盤」が物事の内面的な本質を表すのに対し、私たちが日々の生活で実際に影響を受けるのは、この「後天定位盤」が示す気の流れです。吉方位を占う際には、必ず後者を基準とします。
【未来予測】後天定位盤で読み解く2026年の運勢
この不変の後天定位盤を基準に、毎年変わる「年盤」を読み解くことで、未来の運勢、例えば2026年の運勢を占うことができます。
2026年の年盤
2026年の年盤では、「一白水星」が中央（中宮）に位置します。これは「困難や始まり」を象徴する星が世の中の中心に来ることを意味し、新たなスタートを切るための苦労や、隠れていた問題が表面化しやすい年になることを暗示します。この年盤の動きによって、各本命星の運勢も大きく変わります。
- 九紫火星：南に位置し、五黄殺という大凶方位を背負います。注目を集めやすい反面、トラブルにも巻き込まれやすいため、言動には慎重さが必要です。
- 八白土星：東に位置し、発展の運気に入ります。変化を恐れず、新しい挑戦を始めるのに良い年です。
- 三碧木星：西に位置し、金運や恋愛運といった「喜び」に関するテーマが巡ってきます。人との交流が運気アップの鍵となります。
当サイトでは今後、「九星気学 2026 運勢 ランキング」といった特集記事を公開予定です。各本命星ごとの詳細な運勢を無料で解説していきますので、お楽しみに。
鑑定を深めるための知識
自分の星を知る：本命星・月命星・傾斜
運勢をより深く読み解くためには、生まれた年から導き出す本命星（社会的な運勢）と、生まれた月から導き出す月命星（内面性）が重要です。さらに、潜在能力を知る「傾斜」まで調べると、より多角的な自己分析が可能になり、自分だけの運気の波を正確に掴むことができます。
コラム：九星気学の「モテる星」とは？
「九星気学 モテる ランキング」に絶対的な順位はありませんが、各星の性質から魅力の傾向を読み解くことはできます。例えば、社交の喜びを象徴する西の「七赤金星」はコミュニケーション能力が高く人気者に、知性や美を象徴する南の「九紫火星」は華やかな魅力で人を惹きつける、といった解釈が可能です。
まとめ：自分の星を知り、運勢の波に乗る
今回は九星気学の根幹である後天定位盤について解説しました。ご自身の本命星などを知ることで、この盤と自分との関係がより明確になります。
2025年が近づき、2024年の運勢を振り返りつつ、来る2026年に向けて準備を始めるのも良いでしょう。運気の流れを掴み、日々の生活に活かしていきましょう。